先日日経平均株価の銘柄定期入れ替えが発表され、ソフトバンク(9434)を新規採用し日本化薬(4272)除外するとのこと。通信3キャリアすべてが日経平均に採用されたことになります。大きな円高や株安調整もなく9月になり、年内の配当取りと保有銘柄の再度見直しを行う為、売買件数の増加が予想されます。そんな中株式分割の嬉しい発表がありました。
東証マザーズ上場のラクス(3923)が、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しました。2017年8月の立会外分売で200株購入し、2018と2019年に1:2の株式分割を行っています。チャートをみると2018年以降は含み損になることなく、右肩上がりで今後も期待できる銘柄です。今回の株式分割で800株が1600株に増えることになります。
配当利回りの期待できない成長期待銘柄の見極めはとても難しく、値幅が大きいので購入する時期を見誤ると大きな含み損を抱える可能性もあります。ただ安値で購入し好業績となれば、株価上昇で大きなメリットを享受できます。
成長期待銘柄のざっくりとした購入基準は
- 僅かでも配当を出している事 毎年増配ならより良い
- 貸株金利が普通の銘柄よりやや高め 高すぎる場合は危険
- 株主還元に積極的 自社株買い等
で1年から3年で含み損になることなく、損益率で100%以上となれば中長期で保有したい銘柄となり、そうでなければ他に購入したい銘柄があれば売却します。
買付資金が少ない時期は高配当銘柄を中心に個別銘柄を物色してきましたが、最近は気になる成長期待銘柄も監視対象としています。もちろん年間の配当金額を最優先するので、すべての資金を振り向ける事はできませんが、時間と共に利益を享受できるような銘柄は保有しておきたいものです。