休日の米ドル円は、104を割ることなく反発しました。過去の経験則が通用しない相場の難しさを実感しました。昨年、過去の配当金と貸株の受取金合計金額が、株式購入金額を上回る銘柄が出てきました。2019年末を基準に5年以上保有している銘柄をすべて調べ、過去の受取金合計を算出してみました。31銘柄が該当、受取金合計を購入金額で割り回収率を算出し、今後の売買する際の目安にする為です。
回収率50%以上は7銘柄、コード・購入年月・社名・回収率を購入日順で
- 9644 200409 タナベ経営 72.03%
- 7466 200805 SPK 61.71%
- 9381 201107 エーアイテイー 95.00%
- 2170 201112 リンクアンドモ 110.88%
- 3800 201205 ユニリタ 57.67%
- 4658 201311 日本空調サービス50.98%
- 2462 201403 ライク 60.65%
保有期間が長期になればなるほど回収率は上昇しますが、増配の頻度や貸株の受取金有無により短期間であっても回収率は上昇する仕組みになっています。
直近の銘柄は、日々の損益率や配当利回り、貸株金利、年初来安値(高値)を目安にすることが多いですが、長期保有の銘柄については何か数値で比較する目安が欲しいと考えていました。時間とやる気のあるこの機会に作ってみました。
ちなみに現時点で、今年売却した5年以上保有銘柄は4で、売却時の損益率を追加すると
- 7518 201407 ネットワンシステムズ 19.75% 151.02%
- 3143 201402 オーウイル 26.62% 32.28%
- 6379 201411 レイズネクスト 23.57% 56.71%
- 9622 201206 スペース 74.61% 85.62%
となっています。[後日、追記と修正を行いました]
回収率の低い銘柄については、一部を売却して購入金額を下げ回収率を上げる。回収率の高い銘柄については、追加で購入し株主優待の権利取りを実行するなどの戦略が思い浮かびます。
今年は売買件数が過去最多となっており、何か明確な基準を作っておいた方がより効率的な資産運用が出来ると考えています。今後は毎年この一覧も作成してみたいと思います。