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減配しなかった京都きもの友禅がとうとうギブアップ

日経平均は12連騰ですが、東証一部で値上がり銘柄717値下がり銘柄1226と値下がり銘柄の方が多い状況です。保有銘柄も前日比マイナスとなっております。本日は下方修正と減配を発表した京都きもの友禅(7615)について投稿します。

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京都きもの友禅は2013年8月に購入した銘柄です。2016年度の配当利回りは4.05%でした。配当利回りが高く本日の発表するまで減配したことがない会社でした。購入した当時、売上は横ばいでしたが一株利益は一株配当以上ありました。有利子負債もゼロで減配がなければ長期保有したい銘柄でした。

2015年から売上の低迷がはじまり利益も低下しました。一株利益も一株配当を超えることなく推移します。追加で購入することは候補から除外して、しばらく放置しておりました。普通ならばいつ売却候補になっても不思議でない銘柄ですが、「減配したことがない」この一文がネックになり売却を躊躇っていました。

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「訪日する外国人が増えて着物の需要が回復するのでは」とか「東京オリンピックで外国人対応の為に着物の需要が増えるのでは」と考えていましたが、読みが甘かったようです。配当を今まで維持してきた会社側の考えも理解できます。

会社側から「当社は、株主の皆様に対する配当政策を経営の重要課題の一つと位置づけており、安定的な配当を継続して実施していくことを基本方針としております。このような方針のもと、本日発表の通期業績予想修正および財務状況等を総合的に勘案した結果、当期の配当予想につきましては、誠に遺憾ではございますが、期末配当予想を当初予想30円から18円減配の1株当たり12円とさせていただく予定です。」とありました。

減配したことがない会社が、減配を決定するまでに社内ではかなりの議論があったと推測します。「誠に遺憾ではございますが」には通常の減配とは違った言葉の重みを感じてしまいます。マイルールに従って明日寄りで売却します。今回の損失は今後の取引に役立つと前向きに考えてみたいと思います。

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