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ふるさと納税ランキングをみて感じたこと

山本幸三地方創生担当相は28日、地元の北九州市で講演し、地方創生を地方の平均所得を上げることと説明した上で「とにかく稼いでもらいたい。自助で稼ぐところは応援するし、そうでないところは応援しない」と述べた。 企業誘致など地理的に不利な地域を抱える自治体から反発が出る可能性がある。山本氏は「自助の精神を発揮すれば、地方創生は必ずできる」とも訴えた。

言わんとすることはわからないでもないですが、精神論っていうのがちょっと的外れのような感じはします。

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日本の田舎は驚くべきほど保守的で閉鎖的です。決まりきった人間関係とその序列を崩すことを嫌い、外からの刺激をシャットアウト。内なるルールと秩序を守ることで、安穏と暮らしたいと思っている人が多い。それで村がこの先も存続し、発展していけるならそれで問題ないが、時代や社会の環境が大きく変わり、もはや今まで通りのやり方では立ち行かなくなりました。保守的・閉鎖的・非効率的な村のやり方に嫌気がさし、どんどん若い人たちが村を出て帰ってこない。過疎化が進み限界集落がどんどん増えています。

少しずつですが「何かやろう」としている地方もあります。ふるさと納税もその一つの手段で、どのようにして地方をアピールできるかが腕の見せ所です。2016年度の「各自治体のふるさと納税受入額及び受入件数」に基づいて、全国地方団体のふるさと納税受入額ランキングが作成されています。http://president.jp/articles/-/22654

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2016年度のふるさと納税受入額の全国合計は約2844億円で、前年度(約1652億円)の約1.7倍となり、過去最高を更新しました。私が選んだ自治体の順位は

となっていました。

気になるところでは

受入額をランキングにすると、お役所関係の方も多少は危機感を感じると思います。自治体の間で切磋琢磨してより良いアピールの仕方を考えて、関係者の方には地方創生を実現してもらいたいものです。

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