株式を中心にインカムゲインを中長期で増やしていく過程を投稿しているブログです。

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SKEW指数チャートを見て

そろそろ企業決算も一段落しました。来週の2月23日は2月末銘柄の権利取り最終売買日です。つなぎ売りしてまで優待をゲットしたいとは思いません。貸株サービスしている銘柄を貸株からはずす作業があるだけです。もう少し保有銘柄を増やしたいと思いますが、購入したいと思える値段にならないでの待ちます。

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下落を予想して株式銘柄を増やすことを考えていましたが、2月もあと7営業日となってしまいました。現状では「押し目待ちに押し目なし」になってしまっています。予想がはずれても今から購入したとは思いません。何か正当化するようなものがないか探して見つけたのがSKEW INDEX(スキュー・インデックス)です。

2011年2月23日にCBOE(シカゴオプション取引所)は、S&P500指数のSKEW INDEX(スキューインデックス)を算出・公表すると発表しました。SKEW INDEXはS&P500指数のオプション市場のデータから算出した「リスク指標」のひとつで、VIX指数とは異なるリスクを表しています。

Tail Risk(テールリスク)やBlack Swan Event(ブラックスワンイベント)と呼ばれるマーケットにおいて、ほとんど起こらないはずの想定外の暴騰・暴落が実際に発生するリスクを示す指標です。

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通常、確率的には極めて低いものの、発生すると非常に巨大な損失をもたらすリスク(大幅下落するリスク)のことを指します。また、「テール」とは騰落率分布の端や裾野を意味し、「テールリスク」は数十年~数百年に一度起こるかどうかのリスクのため、債務格付けなどでは考慮対象外とされます。

一般にテールリスクは事前にほとんど予想できず、起きた時の衝撃があまりに大きい事象(出来事)であり、一度起きればマーケットに壊滅的なダメージを与えることになるため、その可能性は最低限頭に入れておいた方がよいでしょう。

このSKEW INDEXが本日141.41前日比3.86(2.81%)となっています。チャートをみて頂けれ分かりますが、この水準は昨年では英国が欧州連合から離脱した「ブレグジッド」の時期と米国大統領選挙の時期とほぼ同じレベルです。

ただ1月トランプ大統領就任式時にも今の水準以上にSKEW INDEXが上昇しています。テールリスクに備える為に今は購入を控えると言ってみたいところですが、実際は割安な値段になってないので購入しないだけです。

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