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食事を残す行為について

横浜市の中学校で昼食時間が15分しかないという投稿が、ネット上で注目を集めています。職場での食事時間は15分前後なので、私はあまり驚きませんでした。ただ人によっては短いと感じる方がいるかもしれません。

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私が学生だった頃は昼休みの間に食事の時間があり、食べ終えた人から自由に時間を使っても良い環境でした。食事の時間が区切られることもなく、はやく食べる人もいればゆっくり食べる人もいました。私ははやく食べて遊びたい方でした。

食事の時間よりも給食を「残さず食べる」ことが徹底されていた思い出の方が、心に残っています。栄養を考えて作られてた給食を残す人は、食べ終わるまで教室で残されていました。私は好き嫌いがほとんどなく、もっとおかわりしたいと思っていました。今思えばそれほど美味しい給食でもありませんでしたが、空腹を満たすための食事だったように思えます。

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教員にしてみれば給食残食率を下げたい思いで、食べ終わるまで座らせ続けていた様ですが、指導法として不適切のように思えます。食べ物の好き嫌いは学校教育だけで解決するものではなく、家庭での食育との連携が必要です。また、嫌いなものをむりやり食べさせたとしても、ますます嫌悪感が強くなるだけでむしろ悪影響でしょう。

食の多様化が進んだ今の時代、たとえ嫌いな食べものを残しても、他の食べものから代わりの栄養素を摂取し、補完することはできる。栄養摂取のことだけを考えれば、完食を強要する必要はないように感じます。それでも、「食べ残すことを何とも思わない」という意識には、少し抵抗を感じます。

「出してくださったものは、充分な量でした、もうお腹いっぱいです」という意味で食事をちょっと残す習慣が中国にあります。日本にも一部の地域には一口残す習慣があるそうです。ヨーロッパの一部では、宗教上の慣習として、お皿に一口くらいの料理をわざと残すことがあります。これは収穫に感謝し、神様や天使に一口残して差し上げるという意味があるそうです。

日本では、作ってくれた人への感謝を示すために、すべて残さず食べることがマナーとなっています。私も基本出されたものは残さず食べるように心掛けています。ただこれからはお腹がいっぱいになったら、無理して食べることはせず残すことも考えるようになりました。年齢を重ねると、少しの食事でもお腹が満たされるようになりました。食べ過ぎは体によくないですし、無理して食べも美味しくありません。身体に良い、美味しい食事だけを徹底していきたいと思います。

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