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航空機以外の選択肢を選ぶ

1985年8月12日、日本航空123便群馬県の「御巣鷹の尾根」に墜落する事故が起きました。単独機での事故では航空事故史上最悪となる死者520人を出し、4人が重傷でした。当時テレビのニュース映像をみて衝撃を受けた記憶があります。あの事故の影響もあってか複数の交通手段がある場合、航空機を利用することはほとんどありませんでした。

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そんな中2017年8月12日18時35分ごろ、ANA37便(東京羽田発 大阪伊丹行)は、上昇中、与圧システムの不具合の可能性により、航空管制上の優先権を要請のうえ、東京羽田空港に引き返しました。偶然にも1985年のJAL123便と2017年のANA37便には多くの共通点がありました。

  • 8月12日
  • 出発時刻が18:00
  • 羽田発大阪行き
  • 相模湾上空でトラブル発生
  • 酸素マスク落下

乗客には当時の事故について知らない方もいるかもしれませんが、航空会社の搭乗員は当時の事故状況について、職務上必要な訓練や教育である程度知っているはずです。知っていることが逆に恐怖心を増幅させてしまいます。酸素マスクが落下した時点で私なら、震えてその場から動くことすらままならないでしょう。

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最近では格安な料金で運行する航空会社もあります。移動手段に求めるのは第一に安全で、次に何を求めるかは人それぞれです。とりあえず安く目的地へ行ければ良いと考える方もいても不思議ではありません。ただそれには乗り心地や快適なサービスは、限りなくゼロに近いものになります。

「お客様は神様だよ」と格安航空会社の社員に対して乗客が苦言を呈したが、「そんなことはない」と否定された話がありました。「お客様は神様です」は本来サービスや物を提供する側が使う言葉で、乗客が使うのは的外れです。しかも格安航空会社を利用している時点で、安く目的地へ行くことは達成された訳ですから問題ないはずです。乗客の方が悪いと思いますが、航空会社の対応もあまり賛同できるものでもありません。

私が移動手段に求めるのは運賃や時間、乗り心地や快適さなどです。いくら安くても荷物のように運ばれるような移動手段は利用したくありません。

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