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若林史江著「株が好き♪」を読んで

台風が近づいていることなので、本日も外出せず引きこもりです。書類整理をしていると段ボールの中からいくつかの書籍が出てきました。その一つが若林史江著「株が好き♪」です。東京MXテレビの「5時に夢中!」月曜にマツコ・デラックスさんと共に出演されています。思ったことをズバッと言う反面天然エピソードも多い方です。2004年10月に発売された初心者向けの書籍について投稿します。

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分かりやすい説明と文章で楽しく読めます。2004年発売なので「大証ヘラクレス」など今は東証に統合されてなくなっているものあります。ネットでの評価は賛否両論ありますが、評論家の難解な解説や儲けばかりを意識させたものとは違い、著者の人生観を絡めた素直な表現が等身大であり、身近に感じられ共感できました。

著者は最初に「私のスタンスは評論家ではなくトレーダーです」とあるように、上からもの申す評論家でなく、みなさんと同じ目線に立ちながら、自分自身の経験を通じて学んだ株式投資の本当の楽しさを多くの人に知ってもらいたいそうです。

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「100冊の本より1回の売買」本嫌いの著者が株を覚える為に本を読んでみても、内容が理解不能で嫌気がさしてきた時に、上司から株の取引を勧められ実際に株を売買しました。その時に今まで理解できなかった点が、売買することにより線に繋がった瞬間、嬉しくてたまらなかったとあります。「百聞は一見に如かず」ではありませんが、自分で実際にやってみると今までの閉そく感が解決することはよくあります。

第5章の教訓2の「生き金と死に金を知る」はあるあるの連続です。中でも

株をやっているというだけでお金をもっていると思ったり、「なにかおごって!」なんて言うヤツは最低だし最悪!そして悲しいかな、そのことで相手の人間性や本性が見えてしまうこともあります。

これは投資をされている方なら少なからず思っていることではないでしょうか。

♪マークの多様はちょっと気になりましたが、「ゴーストライターを使わずに自分で書く」とあとがきにあるように、伝えたい気持ちがストレートに響いて楽しく読めた一冊でした。

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