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東証のシステム障害 証券会社ごとの対応ぶりで明暗くっきり

本日はSBI証券の貸株金利変更銘柄が発表されました。保有銘柄に該当はありませんでしたが、GMOフィナンシャルホールディングス(7177)の金利が0.1%から1%へ変更されていました。先月売却した銘柄ですが9月25日に普通株式の売出しを発表、10月3日に売出価格を1株につき786円に決定しました。それ以降株価は出来高を伴い大きく下落している状況です。年初来安値633円を割れば購入も検討してみたいところです。

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10月9日、東証の株式売買システム(arrowhead)における一部接続障害が発生しました。

日本取引所グループ(JPX)<8697.T>の横山隆介CIO(最高情報責任者)は9日、東京証券取引所の株式売買システム「アローヘッド」で生じた一部接続障害について会見し、障害の原因は特定の証券会社が発した通信経路確認の大量の電文だったと説明した。40社弱の証券会社に影響が出たが、東証の川井洋毅執行役員は「複数のサーバーに接続するなど、他の経路で発注することもできる」とし、賠償は考えていないとした。[中略] 不正な電文は9日午前7時32分ごろ、通常の1000倍以上の規模で送られてきたため、東証で注文を処理するサーバーの前段階に位置する4台の負荷分散装置の1つがダウンした。証券会社側の何らかの設定ミスが原因とみられるが、会見で証券会社名は明らかにされなかった。

9日夜にメリルリンチの不正電文が原因とのニュースが流れましたが、メリルリンチ日本証券の広報担当者は10日、「今回の件を確認しているが、現時点ではコメントを差し控えさせていただく」とのことです。

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「40社弱の証券会社に影響が出た」とあるように大手証券の日興、みずほ、三菱、野村では影響があったようで、ネット大手証券のSBI、楽天、カブコム、松井などは通常通りだったようです。東証がホームページで障害を告知したのは発生から約4時間後で、開示姿勢に問題があるようなことも言われています。

私が利用している証券口座は、ネット証券口座がほとんどなので影響もありませんでした。ただこの状況に上手く対応出来てなかった証券会社をメインで使っている方は、今後の取引も含め考えた方が良いかも知れません。

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