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株式手数料引き下げで売買手法が変わりそうな展開

2002年6月にはじめて株式の売買を行いました。イー・トレード証券(現SBI証券)で明治製菓を1000株購入し、その当時の手数料は735円と記録されています。当時は1000円以下の手数料で「割安な手数料で取引できるようになった」と思っていましたが、年々売買手数料は安くなりとうとう無料で購入できる様になりそうです。

松井証券は12月23日から、1日50万円までの株式取引手数料を無償化すると発表した。従来、1日10万円までの手数料が無料だったが、上限金額を引き上げる。これによって、東証上場株式の9割以上が手数料無料で取引できるとしている。

かなりのサプライズ発表でした。10万から20万のように段階的に無償化を実施するのではないか?と思っていたので、一気に50万までの手数料を無償化は想定外でした。松井証券での売買は10万円以下の銘柄がほとんどだったので、今回の上限金額引き上げで取引する機会が増えることになりそうです。

SBI証券も1日の約定代金合計に対して手数料がかかる「アクティブプラン」の無料範囲を従来の1日あたり10万円から50万円に拡大すると発表しました。注文ごとに手数料がかかる「スタンダードプラン」で取引を行っていましたが、今回の発表でプラン変更を行った方が有利と思えてきました。信用取引投資信託の手数料無償化やキャッシュバックなどが中心だったので、今回の発表は嬉しい限りで今後の売買手法を見直すことになりそうです。

2019年12月1日、カブドットコム証券がauカブコム証券となりました。非上場化したことによって「株主還元重視」から「顧客還元重視」に大きく舵を切ると宣言しているようで、信用取引売買手数料の無料化を発表しました。ただ買方金利貸株料の引き上げや品受/品渡に関する事務手続き料が新設されるそうです。

信用取引を行うことはほとんど無いのであまり関係ないと思っていましたが、貸株サービスの金利に変化がありました。2019年12月1日から2020年1月31日までの期間限定で、貸株ボーナス銘柄(金利1%以上)の貸借料率を2倍に引き上げるキャンペーンを実施した為なのか、貸株中の銘柄の中に「貸株金利0.02%」と今まで見たことがない見直しが行われガッカリしました。