株式を中心にインカムゲインを中長期で増やしていく過程を投稿しているブログです。

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株式移管で証券口座の資金配分を再編してみる

昨年は株式の売買手数料が大きく変化しました。投資信託信用取引の売買手数料無料化にとどまらず、現物株の無料枠も拡大されビギナーでも参加しやすい環境が整いつつあります。ネット上で完結しペーパーレス化が進んでいる中、「株式移管」手続きには書類の郵送が必須となっています。

 

 

以前「大幅な含み益になっている銘柄は、貸株扱いで更に利回りを伸ばせる可能性がある」と投稿しました。ただ貸株サービスといっても各ネット証券ごとに違いがあり、今回は使い勝手のよいSBI証券に移管手続きを行った記録を残しておきたいと思います。

同じ口座で移管するのが条件のようで、一般口座から特定口座(逆も同様)は不可とのこと。書類郵送が必須。権利確定日前後は避けた方がよいみたいです。

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移管前 松井証券の銘柄

松井証券

SBI証券の次に保有銘柄が多い口座、貸株金利下限0.2%も適用銘柄は少なめ、中長期で保有している含み益銘柄は対象外となっている。

口座振替申請書を自身で印字するか郵送で取り寄せるかを選択、すぐに手続きしたかったので今回は自身で印字し記入。封筒を用意し切手を貼付する手間がある。出庫は無料、1月4日に郵送し1月9日に入庫先口座で確認できました。後日出庫手続き完了の連絡通知が届く。

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移管後 SBI証券では参考単価はゼロになった

マネックス証券

 貸株サービスはあるものの、個別銘柄でなく貸株すべてを合算した金額表示されるので使い勝手が悪い。

ネット上で「口座振替申請書を送付」の手続きをする。後日必要書類と返信用封筒の入った郵便物が届く。出庫は無料で必要事項を記入、1月14日に返信し1月22日に入庫先口座で確認できました。

auカブコム証券

貸株金利0.1%から0.02%に改悪したので貸株解除。

ネット上で「口座振替申請書を送付」の手続きをするが、事前に入庫先の口座情報や加入者口座コードなど入力が必要となる。後日必要書類と返信用封筒の入った郵便物が届く。出庫は¥1100/銘柄毎で上限¥33000となっていました。1月16日に返信し1月22日に入庫先口座で確認できました。

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4銘柄の移管手数料

 

他の開設している証券口座で株式移管に手数料が発生するのは、SBIネオトレード(旧ライブスター)証券でした。SMBC日興証券は一般口座無料で特定口座有料とのこと。

auカブコム証券に変わって利用している(今後利用を考えている)サービスは、他社と比較しても魅力に欠ける結果でした。中長期で保有しておきたい銘柄のみ移管手続きを行い、他の銘柄は売却しました。

余力は一部引き出しを行い別の口座へ送金する予定です。今後この口座は縮小方向で、まだ残っている保有銘柄は今年の株価推移を見て売却or移管を決めてみたいと思います。