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貸株サービスを利用して感じたこと

貸株サービスとは保有している株式を証券会社に貸すことで、貸株金利を受け取れる無料のサービスです。昨年中ごろからSBI証券マネックス証券松井証券で試験的に利用しています。メリットは保有している株式を貸すだけで貸株金利が受け取れる。デメリットは配当金や優待は受け取れない。各社それぞれ特徴と利用して感じたことを書いてみます。

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マネックス証券の特徴は貸株金利は毎日受け取れる。ボーナス金利銘柄は年利0.5%それ以外はおおむね0.1%で毎月1回見直し、20日までに翌月分の貸株利率を発表されます。配当金自動取得サービスや株主優待の取得設定など権利を自動で取得できるサービスもあります。利用してみて感じたことは「貸株通帳閲覧」で確認できるのは日付、銘柄数、時価総額、貸株金利の4項目。個別の銘柄ごとに確認できればよかったのですが仕方がありません。現在は0.5%の銘柄一銘柄だけ利用しています。

松井証券は貸株サービスでなく預株(よかぶ)といいます。他社と大きな違いは日本証券金融の貸借取引で品貸料(逆日歩)が付いている銘柄に対し入札をして落札された銘柄のみが一時的に預株対象になるというサービスです。日本証券金融のページで品貸料率/融資・貸株残高のお気に入りリストに預株対象の銘柄を登録します。品貸料率がゼロでなければ預株対象で後は落札されるのを待つだけです。利用してみて個別銘柄ごとに受取金額が表示されるのは良いですが、逆日歩対象で落札された銘柄のみで運次第です。昨年は約1000円の入金でしたが、銘柄をあまりリストに登録してなかったので今年は積極的に利用してみたいと思います。

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SBI証券の貸株サービスの特徴はマネックスとほぼ同じですが、適用金利の上限がない点が最大の特徴です。すべての銘柄ではないですが金利変更は月に数回あります。金利が極端に高い銘柄は当然リスクもある訳ですが、中には高配当銘柄でも金利が0.5%以上の場合もあります。利用してみて一番使い勝手が良いと感じました。個別銘柄ごとに数量、時価評価額、金利、入金額が表示されます。毎月一定額の入金があるので、今年はもう少し入金額を増やしていきたいと思います。

今のところ月平均の貸株金利の収入は2000円前後です。SBI証券マネックス証券の貸株サービス利用は金利0.5%以上で時価評価額10万以上を対象としてます。それ以下だと配当金権利取りの際に貸株から外す作業を考えると、めんどくさがりの私には手間の方が勝るように感じました。

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