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およそ30年ぶりに訪れた関西有数の電気街日本橋

安倍晋三首相とトランプ米大統領の初の首脳会談が10日に行われます。発言がなにかと話題になるトランプ米大統領ですが、対日貿易赤字への不満もその一つです。実業家時代のトランプ氏が米紙に「日本は巨額の防衛費を支払わないことで強い経済を築き上げた」とする意見広告を30年前に掲載していたそうです。今後の相場にも影響を与える日米の首脳会談、今回は一波乱あるのでしょうか。

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30年前といえば日本がバブル景気真っ只中でした。当時は大阪の実家に住んでいました。近くにいろいろな工場があったので、そこでアルバイトをしていました。どこも人手不足のようで作業に慣れてくると残業を依頼されることが多くありました。世間はバブルでも私はあまり変わらない質素な生活でした。

自転車でよく電気街の日本橋へ行った思い出があります。東京の日本橋(にほんばし)でなく大阪の日本橋(にっぽんばし)です。東京の秋葉原と並ぶ電気街で、値段の安さと品揃えがとても良かった印象があります。インターネット環境がない当時では専門誌で情報を得て、直接日本橋へ行って現物を確認し、店員と値段交渉することも多くありました。

他にも新商品をいち早く体感できたり、掘り出し物を探したりと一日居ても飽きない場所が当時の私が持っていた日本橋の印象です。昨年実家の大阪へ帰省した際に時間があったので、およそ30年ぶりに日本橋へ行ってみました。東京の秋葉原と同じように考えていたので、土曜日なので混雑していると思っていました。

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日本橋に着いて最初に印象は「街に活気がない」です。土曜なのにシャッターを閉めている店舗が多く、人通りが少ないのにとても驚きました。秋葉原では表通りでは営業していないようなメイドカフェが、日本橋では表通りの1Fで営業していたのにも驚きました。営業している店舗も電気店はほとんどなく、サブカルチャー専門店がほとんどです。

店員の姿を見る機会がほとんどなかったことが大きな違いと感じました。30年前、家電量販店やパソコンショップを訪れると必ず店員の姿が目に入りましたが、昨年訪れた際には店員を探さないと見つからない店舗が多くありました。

もはや店舗営業するには余計な人件費は徹底的にカットするしかないようです。インターネットとスマートフォンの普及で家電製品の価格推移はすぐに分かりますし、注文すれば自宅まで届けてもらえます。30年経つと大阪市内ですらここまで街の様子が変化することにショックを受けました。

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