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大手預金利回りついに0%に

三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は第3四半期の決算で初めて預金利回りをゼロ%と開示しました。ゼロになったのは主に預金者に支払う利息などを示す「預金等利回り」ですが、これは小数点第3位を切り捨てた結果で実際にはわずかながら利回りはあるそうです。

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日銀がマイナス金利を導入してこうなることは予想できましたが、実際なってみると驚きはあります。銀行には余剰金を保管してもらう貯金箱と言う認識で、預金の利息なんて元から期待していません。私がまだ子供だった頃は銀行の預金利息は5%から8%ぐらいあったらしく、母から使わないお金は銀行へ預けるよう言われたものです。

その後、銀行間の統合、合併が相次ぎ現在に至ります。実際どこの銀行に預けても大差はなく、手数料やサービスも横並びだったので給与振込口座がメイン口座になりました。インターネットが普及し始めると横並びだったサービスや手数料が変化してきました。

私が興味を持ったのは新生銀行です。インターネットバンキングを利用した際の振込手数料が無料になるサービスが、口座を開設するきっかけになりました。1998年10月に経営破綻した日本長期信用銀行外資に売却され出来たのが新生銀行です。外資の影響なのか横並びの既存の銀行サービスとは一線を画すものがあります。

口座を開設する時に一度店舗で手続きをしただけで後はインターネットバンキングを利用がほとんどです。円建てと外貨建ての預金がワンセットになった預金通帳を発行しない総合口座を開設。キャンペーン中だったのか口座開設時に10米ドルがついてきました。

サービスも年々変化しており、現在の振込手数料が無料になる条件は200万円以上の残高があれば月5件まで振込手数料が無料になります。ネット証券口座やFX口座への送金や出金の指定先もすべてこの口座を利用しています。給与振込口座もネット利用はできますが、サービスでは新生銀行の方が圧倒的に使い勝手が良いと思います。

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金利回りがゼロになっても問題はないですが、マイナスになった場合は多少影響があるかもしれません。可能性は低いですがゼロではありません。マイナスにならなかったにしても口座管理費用のような名目で、預けているだけでも資金が目減りするようなことも考えておく必要があります。

今まで預金利回りがゼロになることはありませんでした。今後も預金利回りが上昇するとは考えにくいので、何か対策は考えておく必要があると思います。

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