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南雲吉則著「「空腹」が人を健康にする」を読んで

今回は書評です。南雲吉則著「「空腹」が人を健康にする 「一日一食」で20歳若返る!」タイトルで思わず読んでしまった書籍です。ダイエットや健康食品の広告はよくみます。それだけ多くの需要があり、気にしている方も多いのではないでしょうか。食事をしなければ体重が減るは理解できても、人を健康にすると医師が断言され、20歳若返る!とまで書かれていては読まずにはいられません。

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プロローグの最後で「みなさんがこれまで健康に関して信じてきた「常識」が次々とくつがえされていくと思いますので…」とはじめからハードルを上げてきて、本当に大丈夫なのかと最初は半信半疑でした。中身はとても読みやすく最後まで楽しく読ませていただきました。

最初の感想は「すぐに一日一食は無理で逆にストレスがたまる、だた最終目的として一日一食は実践してもよいかもしれない」というものです。食生活の改善は少しずつ実践しています。揚げ物や肉類中心から野菜や魚中心の食生活、甘い飲み物は避ける、お菓子や菓子パンなど一日の食べる量を事前に決めておくなどです。ストレスを感じない程度に少しずつ実践して、体重が減っていく過程を楽しむような感じが良いと思います。

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気になった記事に「メタボにならないための4つの条件」があり食べ過ぎない、脂を摂り過ぎない、砂糖を摂り過ぎない、塩を摂り過ぎないとあり次のページの

精をつけるために肉を食べなさい、ともいわれました。日常的に、ほとんど肉を食べることができない環境下にあったときには、決して間違いではなかったのでしょう。 でもそれは、コレステロールが非常に欠乏していた時代の話です。 (中略) 栄養失調の人がそれを食べて元気になったからといって、健康な人が毎日のように食べれば、栄養過多で逆効果なのです。コレステロールはわざわざ口から摂らなくても、体の中で合成することができます。それを口から過剰に摂れば、肥満のもとになり、動脈硬化の原因にもなります。

よく体調が悪いと栄養をとった方が良いといわれますが、これは今までの常識がくつがえされた箇所です。むしろ食べずに体を休ませた方が回復するようです。

今までの習慣で惰性で食事をするよりも、本当にお腹が減った時に食事をする方が美味しいと感じます。日常の生活では時間が区切られ仕方なく食事をするような場合もありますが、食べる量の調整はある程度できると思います。それ以外は空腹になるまで待って、食事をすることが理想です。

本書の最後に「病気の原因の大半は生活習慣です。その生活習慣を見直すのは、健康である今のうちなのです。」とあります。いままで当たり前と思っていた習慣を見直す。食べる量を少しずつ減らしていき、空腹を楽しめるようになれば、今よりも多少は若く見られるかも知れません。

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