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8月は円高に触れやすいアノマリー

8月になりました。株式では新興市場の株価が大きく下げました。日経平均は前日比+0.3%、TOPIXは+0.6%に対し、ジャスダック平均は-1.1%、マザーズ指数は-3.9%となっています。保有銘柄の前日比は-0.5%で、決算発表の影響もあってか、各銘柄の値動きが大きくなっています。やっと調整局面がはじまったのか、またすぐ値を戻すのかは明日以降の相場次第です。本日は8月相場のアノマリーについて投稿します。

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昨日、FXの南アランド円が6月以降下値のサポートライン8.4を割りこみました。今まで値動きがほとんどなかったことが、当然と考えるのはとても危険です。特に8月は高確率(7割程度)で円高に触れやすい月でもあります。8月中旬に米国債の利払いという実需が発生するため、巨額の債権国日本にとっては一旦円安→換金による円高という方向に進むのです。

円高になれば株安になる可能性が高くなります。9月は世界的に最も株価の落ち込みやすい月と言われています。9月に3・9月決算の銘柄の権利取りをしておけば、年内に配当金をゲットできます。今年は割高で3・9月決算の銘柄購入が予想より遅れています。あと2か月で昨年以上の配当金になるよう、銘柄を選んで購入する必要があります。

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8月は過去の経験則から言うと決して平穏無事な閑散月とは言えず、1998年のロシア通貨危機、1990年のイラクによるクウェート侵攻、ニクソン・ショックなども8月にあったという事例もあります。

過去の経験則、つまり“アノマリー”に従えば、今月は外貨安・円高方向になりやすいということです。ただ闇雲に恐怖を抱くより、パターンや傾向としてその確率や傾向を頭の片隅に置きつつ、割安な局面では積極的に購入していくような姿勢で臨みたいと思います。

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