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権利取りにアルゴリズム取引の影響はあるのか

WordPressTwitterの連携が出来たようです。しばらくこの状態でどの程度、訪問者が戻ってくるのか様子をみてみたいと思います。本日は日々の売買の半分以上を占める「アルゴリズム取引」が、配当や優待の権利確定日までに至る値動きに影響を及ぼしているのかについて投稿します。

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アルゴリズム取引(algorithmic trading)とは、一度に処理しきれないほどの大口の注文を、プログラムによる自動取引により、時間・価格・出来高に基づき、より小さな注文に分割して発注する取引方法の事。

短期売買では、買う気がないのに大きな買い注文を出す「見せ板」や、売り注文が少ない板を狙って強引に買い上げて値上がりさせて株価操縦をする手法などがよく知られています。動画などにもアップされていて、明らかに不自然な注文や値動きを確認することができます。

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配当や優待の権利確定日を狙っている個人投資家にも、何らかの影響があるのではないかと疑問に思い調べてみました。ギャンブルのディーラーは、 最初はコツコツ勝たせて調子に乗らせたところでドカンと奪う常套手段があるそうです。当然このような心理は人工知能(AI)に組み込まれていると考えています。「人の心理につけ込み買わせやすい値動きを繰り返し、個人投資家に買わせたところで株価を急落させる」「不安や焦燥を誘う値動きをで狼狽売りを誘いこみ、個人投資家が売った安値の株を買い集めてから株価を上昇させる」など、権利確定日を狙っている個人投資家人工知能(AI)のターゲットになっていると考えています。

昨年の3月と12月の権利確定日直前に株価が大きく下落したことも、あながち的外れではないように思います。さらに配当が株価下落の下値支えになっていた時期もありましたが、最近は歯止めになっていないようにも感じます。一般的に高配当株は財務が健全な企業が多いのですが、一方で成長性では魅力に欠ける銘柄が目立ちます。高配当株は、一旦下がると今後低迷が長引く傾向にあるかもしれません。真向勝負で勝てる相手ではないので、自分に合った戦い方で勝機を見出す方法を模索するしかありません。

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