2020年3月末の権利取りが終了しました。割安な株価でどの銘柄を選ぶか迷った方も多いと思います。お疲れ様でした。一旦下げ止まって反発している株価ですが、このまま元の水準に戻るとは思えません。ボラティリティが大きい状況は継続しており、今後さらに急落する局面も十分に考えておいた方が得策です。
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日経平均株価は権利取り最終日に高値引けしているので、3月の下落局面で購入した銘柄には含み益になった銘柄もあります。リーマンショック時は、ほぼすべての保有銘柄が含み損で途方に暮れていましたが、今回の下落局面では購入価格を下回らない銘柄もいくつかありました。割安な銘柄を分散し少しずつ中長期で保有していた事が、損益率の数字でも一目瞭然となっています。
すべてではないものの以前から狙っていた銘柄は、購入レンジを決めていました。株主還元に積極的な企業の中から
- 配当利回りと配当性向
- 増配余地と減配リスク
- 今後の業績と成長性
から銘柄をいくつかピックアップして、ネット証券口座の貸株金利も参考に銘柄を分け、下落したところを指値購入するスタイルです。
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中には底値で購入したつもりが、さらに大きく下落する銘柄もありました。ナンピン買いは基本1回のみと決めていたので、大きく含み損になってしまった銘柄は放置したままの状況です。以前であれば「いずれ株価は戻す」と含み損銘柄も放置していましたが、購入価格に戻る保証がないことはリーマンショック時に経験済みです。
含み損銘柄をどうするか?一旦損切りして再度安値で買いなおす作戦と、さらに下値で買い増す作戦です。業績の下方修正で減配リスクがある銘柄は一旦損切り、減配リスクが小さく株価がすぐに戻しそうな銘柄は買い増しを考えています。どちらにも一長一短があります。損切りして再度安値にならない可能性、買い増し後も予想に反し株価が大きく下落する可能性です。買付余力は限られているので買い増し銘柄は厳選して、2番底に備えてみたいと思います。
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