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GCA第12回定時株主総会出席

新型コロナウイルスで極力外出はしたくないものの、ずっとひきこもりでも精神的に参ります。気分転換も兼ねて今年最初の株主総会に参加してきました。2016年10月にはじめて100株購入したGCA(2174)、その後下落局面で何度か買い下がり複数単元保有していた時期もありました。2019年の配当利回りは5.26%でしたが、現状は株価急落で含み損となっています。配当を頂きつつ反発待ちで利益確定できている相性の良い銘柄なので、事業内容や今後の業績についても気になり総会に参加してみました。

9時過ぎに東京駅到着、受付で出席票と通訳イヤホンを渡されます。取締役6名が外国人の為だろうと思いますが、コロナウイルスの影響で日本国内に来ることが出来ずモニター越しの参加でした。外国人取締役が話すこともなく、総会中は通訳イヤホンで英語の直訳を聞いていました。元会計士の渡辺章博代表取締役社長が議長で質問等にも答えていました。一般人には馴染みのないM&A業界について、実際の社名を挙げてわかりやすく説明されていました。

質疑応答で最初に「取締役に中国人がいない」との問いには、中国人でもインド人でも「バイアスはない」と即答されていました。今後の業績については「短期的には影響がある」と答えた上で、インバウンド事業を例に挙げ「今年失った春節の観光客は取り戻せないが、M&A案件は一時的に棚上げになってもいずれ戻る」と説明され、過去のリーマンショック時も経験済みである点と受注している案件が増えている点を挙げ、さほど心配することはないとのこと。

配当「1株当たりの年間配当を35円(下限)とする予定」について、代表取締役社長の個人的な意見として安定配当を維持したいとのこと。配当性向50%以上で増配は望めないものの、減配は無さそうな感じです。お土産はせんべいと乾燥きくらげでした。

業績に波があるものの今後M&A案件が減ることはないように思います。株価は低空飛行を続けており配当利回りが魅力的な時期に仕込んでおけば、配当を頂きつつ値上がりを待つ戦略も一考かもしれません。