株式を中心にインカムゲインを中長期で増やしていく過程を投稿しているブログです。

MENU

SBIグループが新生銀行にTOB実施を発表

6日に日経平均の定期入替が発表され、キーエンス(6861)村田製作所(6981)任天堂(7974)が新規採用。日清紡HD(3105)東洋製罐GHD(5901)スカパーJSATHD(9412)が除外となりました。旧大証銘柄がやっと新規採用されたのを好感してか、今週の日経平均は力強く10日終値は高値引けとなりました。

 

 

9日取引終了後、SBIグループが新生銀行TOBを実施すると発表しました。TOB価格は1株2000で、買付予定数の上限5821万1300株、期間は9月10日から10月25日まで。上限まで買い付けた場合、所有割合は20.32%から48%になる見通し。TOB成立後も上場は維持される予定。新生銀行側は「SBIHDより事前の連絡を受けておらず、本公開買い付けは当行取締役会の賛同を得て実施されたものではない」とのコメントを発表。

 

株式は保有してませんが両社に口座を開設しているので取り上げる事にしました。2002年に両社で口座開設を行い来年で20年となります。利用者側の意見として投稿してみたいと思います。

 

新生銀行に口座開設した理由は、ネット利用で振込手数料が無料になる為でした。現在ではそれほど珍しいサービスではありませんが、当時はかなり画期的だったと思います。口座開設で10米ドル頂けるキャンペーンもあり、近くの店舗まで出向いて口座開設をしました。一時FXサービスをはじめましたがすぐに撤退しました。現在でも振込手数料は無料で送金の為に利用しています。

 

f:id:psy160529:20210911085949j:plain

 

はじめて株式を購入した口座がEトレード証券(現SBI証券)で、現在もメインで利用している証券口座です。売買手数料の安さとネットの評判で選んだと思います。年々進化して新しいサービスが出ても把握しきれないくらいです。今は複数の証券口座を利用していますが、他社と比較してもサービス内容は優れていると思います。

 

20年近く変化しなかった新生銀行が、変化し続けたSBIグループにTOBを仕掛けられても仕方ないと思えます。現状を理解せず過去の成功事例に固執し続け、利用者の欲するサービスを提供できないとどうなるのか?今回の件でもおそらく銀行のサービスが向上することは無いと思いますが…。