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トランプ大統領が極右のルペン候補を称賛

フランス大統領選挙の第1回投票が、日本時間23日に行われます。支持率はめまぐるしく入れ替わり、現在は4強(フィヨン、ルペン、マクロン、メランション)の接戦となっています。5月7日の決選投票には、2人の候補者だけが勝ち進むことになります。

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AP通信のインタビューで、米国トランプ大統領は21日、極右政党国民戦線のルペン党首について、「国境問題で最も強い」と評価。明確な支持表明ではないものの、極端なテロ対策や、不法移民対策を持論とするトランプ大統領が、同様な対策を掲げるルペン氏に共感を示した。米国大統領が、外国の選挙の候補者に肩入れするかのような発言をするのは、極めて異例。

とのニュースがありました。政策で共通点があるからといって、一国の大統領が選挙中の候補者にここまで肩入れするのには何かあるのではないかと勘ぐってしまいます。

両者ともにテロ対策や移民抑制政策、自国第一主事以外の共通点はマスコミ嫌いです。トランプ大統領も選挙前に散々マスコミから偏向報道を受けたので、気持ちは分からないでもないです。ただ一国の大統領なのでもう少し大人の対応をとってもらいたいものです。

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新聞、テレビが偏向しているんじゃないか、といったことはよく指摘されます。インターネット等を中心に、「テレビの情報は信じられない」という考えが浸透し、どんどんテレビ離れは進んでいるというのは事実です。

そうはいってもテレビに残っている人もいます。インターネットに慣れない高齢者や新聞も読まない人は何となく1日中テレビをつけている。手に入る情報の大部分がテレビからという人も珍しくありません。

実は日本ではこのような人はまだ多くいるのではないかと思います。テレビ局の言い分をそっくり聞いてくれる人たちに向けて、彼らにウケがいい番組、報道を流す。テレビ局が言っていることをそのまま受け取る人間に、テレビ局に都合の良い情報を流す。テレビ局に都合のよい人間を選挙で当選させれば、自分たちの利権も守れるといったことでしょうか。

ネットの時代とはいっても、ガラパゴス化した日本ではまだテレビの影響が大きいのも事実です。ただ米国大統領選や今回の仏大統領選のように、マスコミ(テレビや新聞)の思い通りにならなくなることが主流になっていくように思えます。

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