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昨年のSBI証券の貸株料を計算してみて

コロプラ(3668)が急落して一時、前日比270円(22.0%)安の955円まで売られ、昨年来安値を更新しました。任天堂からスマホゲーム「白猫プロジェクト」の差し止めと約44億円の損害賠償を請求する訴訟を提起されたと発表しており、業績への影響を懸念した売りが出ている模様です。コロプラでは「当社のゲームが任天堂特許権を侵害する事実は一切ないものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針」とコメント。収入源がスマホゲームの課金収入では、業績に与える影響は大きいと思いますがどうなるのでしょうか。

昨年のSBI証券貸株料集計を行いました。すべての銘柄を貸株扱いにすると計算が面倒になるので、1円/一日以上の銘柄に限定しています。貸株料率の変更や株価の下落等があれば、貸株扱いから外す場合もあります。

年間の貸株料として受取った金額は27269円でした。月別にみると最高が12月で3090円、最小が9月で1960円となりました。預株とは異なり月によって大きな変動はありませんでした。貸株料率0.1%の銘柄は年間と通して受取金額に大きな変化はありません。それ以外の銘柄は、貸株料率が変わると受取金が大きく変化します。

銘柄別にみると月毎の最高の受取額は、1月937円トライステージ(2178)で1000円を超える銘柄はありませんでした。昨年SBI証券へ支払った手数料は、購入4回で1404円、売却7回で1397円の合計2801円でした。年間と通して手数料の10倍近くを貸株料として頂いたことになります。

年間の貸株料をこれまでSBI証券へ送金した金額で割ってみた利回りは、0.3895%となり松井証券の預株の利回り0.3428%よりも高い結果となりました。

昨年の貸株料を集計して、貸株料率の変化によって受取額が大きく変化することを実感しました。今後は銘柄選びをする際にも、年初来安値や配当利回りだけでなく貸株料率を考慮していきたいと考えています。