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落ちるナイフか?絶好の買い場か?日清食品HD

JTをすべて損切りしました。¥30万以上の高い授業料となりましたが、投資の経験値は上昇したとポジティブに考えてみます。現時点でトータルの売買損益はプラスを維持している状況です。有名企業の株式を売却し、また懲りずに有名企業の株式を購入してみました。

 カップ麺で有名な日清食品ホールディングス(2897)、知らない方はおそらくいないと思います。私が幼い頃、母親の買ってくるカップ焼きそばは必ずといっていいほど「日清やきそばUFO」でした。

長期のチャートをみるときれいな右肩上がりです。2020年3月にコロナショックで急落するも、巣ごもり関連で注目されたのか8月には上場来高値10960まで上昇しました。2021年2月3日に通過目標として掲げていた時価総額1兆円を達成し、1株あたり10円の記念配当を実施するとのこと。

ただ直近の株価は10960を頂点に調整が続いています。週足でみると三尊天井(トリプルトップ)を形成しているようにもみえます。2月19日に海外市場における株式売り出しを発表、3月1日に売出価格7886と引受価格7560.8に決定。引受人は引受価格で買取引受を行い、売出価格で売出を行うとのこと。株式受渡期日は2021年3月4日です。

 

権利取り前の絶好の買い場」と参戦してみます。買付余力を確保する為、貸株から信用代用へ一部銘柄を振替。信用取引でいくつかの指値を設定、最安値を権利取り前に現引きする作戦。売出価格より少し下の7860に最初の指値を設定、そのあとは日々の値動きに合わせ下値を拾う作戦。

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3月2日後場に一気に下値攻め

 3月2日の安値7850、終値7920、出来高は過去一年で突出しています。翌3日は高値8070、安値7940、終値8020で反発、チャートでトレンド変換のサイン「はらみ線」となっています。サポートラインが7850になるか、引受価格7560.8を狙ってくるかどうか見極めが必要です。

受渡期日の3月4日、日経平均2%以上下落に合わせ再度下値攻め7850は死守するも、チャートは陰線で下落トレンドは継続しているようにも見えます。

3月5日、7850で寄り7810まで一気に下値攻め「また高値を掴んでしまったのか」とあきらめムードの中、他の個別銘柄の指値調整を行って再度確認すると前日比プラス圏で推移していました。休み明けで反発狙いなのか終値8040で高値引けとなりました。

安値でつかめたとは言い難いですが、他の個別銘柄も割安になっており、現物の買付余力を正確に把握したかったので、本日現引きすることにしました。優待が届くころには安定して含み益になれば良いですが…。