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ネット記事「コンビニATMの消滅がほぼ確実と言われる理由」読んで感じたこと

為替が円高方向へ推移した割には、株価は強い印象を受けた一日でした。本日はネット記事「コンビニATMの消滅がほぼ確実と言われる理由」を見て感じたことを投稿します。

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銀行のATMが減少する中、その受け皿になっているのがコンビニのATM。コンビニ各社の出店加速化で、コンビニATMの設置台数も順調に伸びてきました。ただ1台の1日あたりの利用件数を見れば、低下傾向が顕著になってきているそうで、セブン銀行の例をみてみると、2012年度に111.1件あったものが14年に100.9件、16年に95.5件まで落ち込み、17年度の計画も期初の94.7件から最近94.3件に修正するそうです。

セブン銀行の17年3月期の「経常利益」は、前期比1.2%減とわずかながらだが減益に陥った。売上高に相当する「経常収益」も同1.3%の伸び率にとどまっている。「将来、クレジットカードや電子マネー等、現金に代替し得る決済手段の普及が進むと、ATM利用件数が減少し、当社の業績に影響が及ぶおそれがあります」この一文は、セブン銀行の「事業活動リスク」に示されているそうです。

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かなり記事を抜粋しましたが、現金決済が縮小するのでATMも消滅するというのは飛躍しすぎなように思います。給料日になるとATMに並んで現金を引き出す列を見るたびに、カード決済で時間の節約が出来ていると実感します。

記事にあった1台の1日あたりの利用件数が年々減少している例を上げて、それをATMの消滅に結びつけるのはちょっと無理があります。記事の後半にあった「銀行のATMの縮小で、残存者利益を獲得するという見方もある」方が現実的と思います。

さらにセブン銀行の17年3月期の「経常利益」は、前期比1.2%減とありますが、16年3月期は過去最高の経常利益でした。17年3月期の売上も最終益も過去最高で、配当金も毎年増配されています。株価がもう少し割安になれば、購入を検討してみたい銘柄です。

多くの金融機関と提携しているコンビニATMが、すぐになくなることはないでしょう。私も新生銀行に入金する際は、手数料無料のコンビニATMを利用しています。不便な銀行のATMが減少しても、便利なコンビニATMは今後新しいサービスの提供でまだまだ必要とされると思います。

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