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日経平均乱高下で巨大な十字線形成

日経平均は朝方は買いが先行して午前中に468円高の2万3382円まで上昇しました。取引時間中としては1992年1月以来、約26年ぶりに2万3000円を上回りました。ただ、午後になると売りが膨らみ、日経平均は390円安の2万2522円まで下げる場面もあるなど、乱高下しました。日中の値幅(安値と高値の差)は859円に拡大し、米大統領選のあった16年11月9日の1315円以来の大きさとなりました。

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昼休みに株価チェックした時はまさに天井だったようで、自宅に帰って株価を見た時は驚きました。前場の段階で日経平均の日々線と25日移動平均線との乖離率が8%近くにまで拡大していたことから、短期的な過熱警戒感が強まり先物から売りが出たとか、オプションSQ前日の特殊な需給事情、昨年のトランプショックを背景にした特殊な心理状態などが複合的に絡まって一気にボラティリティ高い状況に陥ったなど、いろいろな乱高下理由が取り沙汰されています。

日経平均の日足のチャートを見ると巨大な十字線が形成されました。手相にも十字線がありますが、今回の十字線は相場のチャート(ロウソク足)の方です。一般に十字線は、相場に対する強気と弱気の参加者(投資家)の力関係が拮抗していることを示し、相場の転換を暗示するシグナル(サイン)とされています。具体的には、高値圏で十字線が現れた場合は「下落のサイン」、安値圏で十字線が現れた場合は「反騰のサイン」とされています。

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今回は高値圏で十字線が現れた場合と考えることもできます。もう一つ気になるのが日経VI(日経恐怖指数)が本日20を超えました。欧米の恐怖指数はほとんど上昇することなく推移していますが、日本の指数だけが上昇しています。

今まで勢いよく上昇してきたので、多少押し目をつくってもらった方が私としてはありがたいです。ただ強い株価の印象が脳裏に焼き付いているので、ここから下落しても割安な株価まで下落する可能性は低いと考えています。

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