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成長した吉本興業と芸人の関係はこの先どのように変化するのか

本日は第25回参議院議員選挙の投票日となります。夜の開票速報でどういう結果になるのか楽しみです。先日、お笑いタレントの宮迫博之さんと田村亮さんの謝罪会見をみました。宮迫さんとは同じ年齢で大阪出身ということもあり複雑な気持ちです。所属の吉本興業は2012年に創業100周年を迎えた、大阪では誰もが知っている会社です。

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私が生まれ育った大阪に限ったことではないかもしれませんが、話上手な人というか面白い人(おもろい奴)は一目置かれる存在です。大人が子供の能力を判断する際に、運動が出来るとか勉強が出来るなどと同じ位に、「おもろい奴」も評価されることが多いように思います。関東在住の方が初めて大阪の電車に乗った際に「周りで皆が漫才をしているようだった」と驚いていたのは印象的でした。

そんな「おもろい奴」の中から芸人として吉本興業に入っても、余程お笑いが好きでないと続きません。最初、芸人としてだけでは食べていけないので、アルバイトなどを行うか先輩芸人に頼ることになります。芸人間の競争は激しく一時的に有名になっても、その人気を維持できる芸人は一握りです。

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1949年5月に大阪証券取引所上場、1961年10月に東京証券取引所に上場、昭和から平成かけて関西以外の地域へ事務所開設、その後も新しい劇場オープンや新規事業を設立など成長軌道まっしぐらと思いきや、2009年出井伸之が組成する「クオンタム・エンターテイメント(株)」が、コンテンツのマルチユースの加速とアジアへの事業展開を目的に吉本興業(株)を公開買付けにより子会社化、2010年上場廃止大阪証券取引所東京証券取引所)となりました。当時はなぜ上場廃止になったのか疑問でしたが、

 

をみると納得です。

会見をみて同情するつもりはありませんが、宮迫さんの「(略)大阪人で生まれ、子供のころからたくさん笑わせてもらっている吉本興業に18歳で入らせてもらって、こんなアホを30年間育ててれた吉本興業に対しては、感謝しかないですよ。感謝しか…(号泣)。こんなこと、したいわけじゃないですが。すいません」にはぐっとくるものを感じました。

吉本興業についても隠蔽体質を暴露された事で、前近代的な体質が広く知れ渡ったように思います。吉本興業の岡本昭彦社長が、7月22日に会見を開くことを発表しており、今後芸人との関係をどのようにするのか気になるところです。

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