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10月から売買単位が1000株から100株に変わる銘柄が増える

北朝鮮が太平洋上での水爆実験実施について示唆するなど、地政学リスクを意識した売りが出た為か週末で利益確定の為かわかりませんが、株価は下落して終了しました。挑発行為があるたびに下落する株価ですが、何か重大な事件が起こらない限り「またか」と慣れてしまい、反応も徐々に弱くなりつつあります。あと昨日発表された南アランド政策金利は、据え置きでこちらは一安心です。本日は10月から単元変更される銘柄について投稿します。

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株式の売買単位は100株単位と1000株単位の2種類があります。上場企業の約8割が100株単位、残りの2割が1000株単位で取引されています。取引所は18年10月1日までに売買単位を100株に移行するよう、上場企業に求めています。10月から1000株単位で売買されていた銘柄の多くが、100株単位に変更されます。

売買単位が1000株から100株に変わると最低投資金額が減り、投資家の裾野が広がります。流動性の向上が期待でき、市場では買い材料視されることがあります。もっとも、取引所は1銘柄あたりの最低投資金額を5万円以上50万円未満にするように促しています。売買単位の変更後もこの範囲から外れないように上場企業は株式分割や株式併合を通じて最低投資金額を調整することがあります。

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私が株式投資をはじめた頃は1000株、100株単位以外にも、1株や50株や500株単位といった銘柄もありました。銘柄ごとに売買単位がバラバラだと取引が複雑になります。売買単位を統一した方が利便性が高まり、投資初心者にも分かりやすいと思います。国際的にみても、売買単位が複数ある市場は少数派。売買しやすい環境を整えれば、世界の投資家が日本の市場に投資しやすくなります。

保有している銘柄の多くは100株単位です。最低投資金額が少ないといろいろな株式銘柄へ分散投資ができるメリットがある反面、銘柄を管理するのは手間がかかります。その手間を敬遠して投資信託のような商品を選ぶ方も多いと思います。

銘柄の管理を徹底してシンプルにすると、今まで手間と思っていたことが以前ほど苦にならないようになりました。投資戦略を考える時間も増え、10月以降新たに監視する銘柄もいくつかあります。単元変更でどの程度株価に影響が出るのかも興味があります。

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