日経平均株価が終値ベースで、1990年以来33年ぶりの最高値を更新した。5月相場の格言に「Sell in May」とあるが、7営業日連続の値上がりで安易な売り仕掛けは踏み上げの危険性が高い様に思える。
指値注文も約定せず投稿ネタに困ったので、昨年末に購入した値がさ株ソシオネクスト(6526)とプロジェクトカンパニー(9246)の株価推移を振り返ってみる。
一単元(100株)の購入金額が¥50万以上を一般的に値がさ株というようだ。年間配当金額を上回る個別銘柄は購入しないマイルールで躊躇っていたが、昨年の配当金合計が¥120万を突破し勝負してみるかと選んだのが冒頭の2銘柄。
以前、値がさ株で大きな含み損を抱えた失敗があり、損益率マイナス10%の損切り設定で臨む。
2022年末まではほぼ連動した値動きだったが、2023年になって少しずつ差が出てくる。高値を更新するソシオNに対しプロCは2月15日の高値7070を抜けず、チャートはトリプルトップの形になりつつあった。
「このままではいずれ含み損になる」と撤収時期を考え3月初旬にすべて売却。冷静に今チャートを見返しても、最後の逃げ場に売却できたとホッとしている。仮に売却しない場合であっても損益率がマイナス10%で決済する予定だったので、今のマイナス10%以上の含み損を抱える事は無かった。
今回のように同時期に購入した銘柄は日々の損益率や、チャートで値動きを比較するようにしている。含み損になりそうや含み益にならない個別銘柄は期限を決めて、一度損切りした方が得策のように思える。
逆張りメインだったが今回の件で「勝ち馬に乗る」ことも悪くない。半年足らずで株価2倍は嬉しい限り。売却したラクス(3923)のように成長する事を願う。