連日の決算発表で個別銘柄の値動きが激しくなっています。上場来高値を更新する銘柄もあれば、含み損に沈む残念な銘柄もあり保有銘柄の入れ替え等を行うには良い時期かもしれません。以前株主総会に出席した事のある2銘柄が、決算と同時に重要な発表がありました。
青山財産ネットワークス（8929）が2021年8月31日を基準として、普通株式1株につき2株の割合をもって分割するとのこと。2017年4月に購入した銘柄で長期で見ると含み損になる事なく、良い時期に買えた相性の良い銘柄です。東証二部銘柄で購入動機はおそらく一部変更期待だと思います。
好業績で毎年増配を行い2020年度の配当利回り7.90％は、保有銘柄ベスト30で18位にランクインするまでになってくれました。2018年株主総会に出席し社長のお話を聞いて、長期保有してみたくなった銘柄でもあり今回の株式分割発表は嬉しい限りです。
8月3日朝、米投資銀行のフーリハン・ローキー（Houlihan Lokey, Inc. ）がGCA（2174）をTOBするとの事で買いが殺到、東証は朝方の売買を一時停止していたが午前9時41分に再開、ストップ高で大引けとなりました。気になるTOB価格は1株1380円との事です。
2016年10月にはじめて購入し配当利回り目的で何度か売買を繰り返しているGCA、直近は2020年6月に644円で200株購入しています。毎年安定して5％以上の配当利回りを出せる相性の良い銘柄でした。権利取り近くで安くなれば買い付け余力の許す限り購入した時期もありました。
TOB価格1株1380円はちょっと安売りではないかと思いますが、頃合いを見て市場で売却する予定です。2020年に株主総会に出席して中長期で保有しておきたい銘柄だったので、少し残念な気持ちでもあります。
